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冬の会津へ(前編)
- 2010/01/22(Fri) -
AM 8:00 高崎

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今日も高崎にやってきました。この駅名票撮るの何回目だろうか…
駅構内に吉野家があるので便利です。

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水上行き上越線に乗り換える。これに乗ると水上での待ち時間20分で長岡行き普通列車に乗り換えることができるので
時間的にも休憩ができて丁度いい感じです。
高崎まではいつもの通勤電車なので、高崎でこの車両に乗ると「さぁ出発!」って感じになるなぁ。

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渋川を過ぎたあたりから雪が見え始める。いい天気で車窓から眺める利根川もきれい。

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水上付近ではすっかり雪景色に変わってしまいました。


■水上

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水上着。水上を挟んで直通する列車は無いのでよく降りる駅です。ここから上越線で新潟へ・・・
となるハズだったのですが、なんと水上-長岡間の上越線が大雪による除雪作業で運休とのこと。ぇー

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どうやら越後湯沢行きの代替バスは出してくれるみたいだけど、そこから先の上越線がいつ動くかは分からず。
このまま動かないと越後湯沢に閉じ込められてしまい、新幹線で脱出するしかなくなるので行くか引くか悩みどころだが、
まぁ何とかなるだろうといういつものノリで越後湯沢まで行くことにする。

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18きっぷでバスに乗る。窓から見えているのは雪に埋もれる土樽駅。


■越後湯沢

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到着。続報があるまで駅の中をうろうろする。

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しばらく待つのを覚悟していたが、ほどなくして越後湯沢-長岡間でのみ運転を再開。良かった。
直江津行きのほくほく線も動いていたので、まぁ代替バスに乗った人は正解ということかな?

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というわけで再び列車で出発。雪もりもり。
小道なんかは雪で消滅していて、遮断機だけがニョキっと雪原から出ています。

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六日町にて。雪が積もった「北陸」と「能登」が停車中。


■小出

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小出に到着。雪は積もっているけど天気は良好。
ホームの端には侵入できないですね(笑)

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駅を出ると目の前には壁のように山が。
駅前には小さな旅館や越後ソバ屋、本数は少ないながらもバスのロータリーがあります。

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接続の列車までしばらく時間があるので駅前をぶらぶらする。
「小出公園」なるものが近くにあるみたいなのですがどこかよく分かりませんでした。代わりに小さな神社を発見したのでお参り。

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駅前を流れる魚野川。正面に眺めるのは日本酒でおなじみの八海山です。

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ここからはいよいよ只見線へと乗り換えます。

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只見線は、ここ小出駅と福島県の会津若松駅の全長135kmを38駅で結ぶ超級ローカル線で、
新潟-福島間の山岳地帯を走るため列車の速度は遅く片道にかかる時間は4時間。
そして小出から会津若松へ抜ける列車は1日たったの3本しかありません。

これから乗るのは左側13:17発の列車なのですが、右側にはその次16:10発の列車がもう来てるようです(笑

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小出を出発した列車は破間川と並走します。

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小出の天気は良かったものの、いつの間にやら雲行きが怪しくなってきて空も地面も真っ白に…

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柿ノ木駅にてドアが開く。出れない(笑

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大白川駅では除雪車が停車中。

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只見線と並走する国道252号線は冬季の間除雪がされず通行止めとなっています。
これにより小出から只見への峠越えが只見線のみとなってしまうのですが、只見線も本数の少なさから
お世辞にも便利とは言えないですね・・・

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その峠越え最中に「田子倉駅」なる秘境駅があります。駅と繋がる国道は除雪されておらず、田子倉駅は
冬季の間全列車通過となってしまいます。まさに雪で閉ざされた空間。

写真は通過中の田子倉駅。ホームと駅名票は残念ながら反対側でした。


■会津塩沢

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只見をすこし通り過ぎて会津塩沢駅にて下車。片側ホームに小さな待合室がある小駅です。
積雪量を示す標柱は2メートルを指しています。

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列車は1日3本ずつ。折り返しで訪問するには丁度いい時間なのでこの駅に決めました。

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駅からは雪の通路を通って出て行きます。駅前の道路は車通りも少なくあたりは静か。

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駅の前を流れる只見川。
流れはゆっくりしていて山が鏡面のように映りこみ、絵画のような風景を見せています。

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駅には誰も来ないので、雪で一人はしゃいでいるうちに返しの列車がやってきました。


■只見

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そして只見駅へ。只見線の名前にもなっているところです。
かといって大きい街であるわけでもなく、山間の小さな町です。

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駅前をうろつく。夕方になってだんだん気温も下がってきました。
ここで何か晩ごはんでも食べたかったのですが、これといってお店が見つからなかったので
コンビニ(ヤマザキショップ)でパンとおやつを買い込んで駅待合室にてむしゃむしゃ食べることにします。

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駅前には民宿が。同じ列車で来た人はここで泊まる方が多いようです。
実は自分もこの「只見荘」で1泊するプランも考えていたのですが今回はパスしました。

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すっかり日も落ちた頃、ディーゼルの音を響かせて会津若松行きの列車が入ってきました。
ここから会津若松まではたっぷり3時間・・・とはいえ車内は乗客が少なくまったり気分で出発進行です。

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途中、会津川口駅にて長時間停車。タブレットの交換をするようです。

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夜間になり本格的に雪が降ってきました。
このあたりでは学生がたくさん乗車。地方の学生のしょうもない会話に耳を傾けるのもいつもの楽しみです(笑


■郡山

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会津若松では5分の乗り換えの後、磐越西線でそのまま郡山へ。時刻は10時を回っています。

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郡山の駅前はコンビニ、吉野家、ネカフェ、パチンコ屋、ゲーセンなど一通りのものが揃っていて
夜でも人が多く賑やかです。ここなら終電ノープランで来ても全然大丈夫でしょう。

今日はここのネットカフェにて一泊。




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続く
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